今年の4月から、成人年齢が18歳に引き下げられたことにより民法が改正されました。これにより、これまで未成年に認められてきた「未成年者取消権」の適用から18歳になった高校生は除外されることになりました。その結果、高校生を狙った悪徳商法が、今後、増加することが心配されます。
本校としても、こうした事件に本校生が巻き込まれることがないように様々な啓発活動を行っていく予定です。
その一環として、5月23日(月)に熊本消費者協会副会長の宮園由紀代さんをお招きして、本校体育館において『悪徳商法に遭わないために』と題して講演会を行いました。
講演では、ネット商法を中心に身近な例を取り上げつつ、高校生にも分かりやすいお話をしていただきました。生徒の皆さんも、これまで深く考える機会がなかった18歳成人に伴う様々な問題について考える機会となったようで、真剣に耳を傾けていた様子でした。
なお、総合学科と普通科の3年生は、6月6日(月)に同様の講演会を行う予定です。