1月20日(月)4限目、本校体育館において人権同和教育講話を行いました。今回は水俣病の語り部でいらっしゃる杉本肇さんをお招きし、「水俣病患者家族に生まれて」と題して、水俣病をめぐる差別や人権問題についてお話ししていただきました。
講話では、ご家族が水俣病を発症されたときの苦しみや、周囲からの止まない差別など、胸を締め付けるような実体験が語られました。特に「病気よりも差別を受けたことが一番辛かった」という一言は、生徒たちの心に深く響いたようでした。
小中学生のときに水俣病について学習している生徒たちでしたが、今回の講話を受け、改めて差別や偏見は絶対にしてはならないということ、そして命の尊さについて学び直す良い機会となりました。
杉本さん、ご多用中にもかかわらず本校生のために講話を行っていただき、誠にありがとうございました。