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韓国・朝日高等学校訪問リポート③

訪韓3日目、テグ市での滞在最終日となった昨日は、まず歴史文化体験のために古都・慶州を訪れました。「屋根のない博物館」とも呼ばれる慶州には、地域一帯に多くの古墳や文化財が点在しており、韓国の豊かな歴史が感じられる場所です。生徒たちは韓国の伝統衣装「韓服」に身を包み、新羅時代の王たちが眠るとされる古墳群を散策し、韓国文化に触れるひとときを楽しみました。

昼食にピザを食べた後、初日にも訪れた新世界百貨店を再訪し、最上階の水族館へ。デパート内とは思えないほど多種多様な生き物が展示されており、生徒たちはその見どころ満載の展示に夢中でした。

1時間ほどで水族館を後にし、朝日高等学校に戻って送別会に参加しました。送別会では、代表生徒の岩本花留香さんが「このような機会を与えてくださった先生方に感謝し、この交流が今後も続くことを願います」と流暢な韓国語で挨拶を述べました。その後、パートナー生徒から別れの言葉や歌、そして思い出の動画が披露されると、寂しさのあまり感極まって涙を流す生徒も見られました。それでも、最後は再訪を誓い合い、笑顔で記念撮影を行いました。

別れ際にはパートナー生徒全員がバスを見送ってくれ、動き出すバスを追いかける姿が、まるでドラマのような光景でした。テグ市での最後の晩餐はスンドゥブチゲ。本場の味わいを堪能し、テグ最後の夜を過ごしました。

本日はいよいよ大邱市に別れを告げ、高速鉄道で首都・ソウルへ移動します。首都ではショッピングを中心に韓国最大の都市を満喫する予定です。