3月13日(月曜日)に課題研究の発表会を実施しました。課題研究では、企画・製作から発表までを生徒が行います。自動車科の魅力づくりの一環として、将来、岡山県で行われているゼロハンカーレースへ出場を計画しています。この大会への出場に向けた取り組みの第一弾として、廃材を再利用した廃材バギー1号が製作されました。全くノウハウが無い状態からのゼロスタートと言うことで、エンジンもかからない不動の市販車両をオーバーホールしながら、構造を研究するところから始めました。製作にあたっては、電気工事用の配管でフレームを製作し、整備工場に頂いた原動機付自転車の50㏄エンジンにタイヤはモンキーから外した中古品を使い、動力伝達装置は動かないレーシングカートの部品等を使用しています。発表では、パワーポイントを使って製作の過程や問題解決への取組みが紹介された後、実際の車両を試走させました。力強い安定した走りと完成度に製作した3年生の生徒と授業担当の先生方に感動の拍手が沸き起こりました。来年度は、更に技術を積み重ねてバギー2号機を製作予定です。新しい構造や新しい製作技術とチャレンジに終わりはありません。新しい開新自動車科の伝統がスタートしました。